インターネットの闇「深層web」で行われる闇取引7選(画像あり)

warotter(ワロッター)

深層ウェブ-ダークウェブ-サイバー犯罪-00

あらゆる重大犯罪の巣窟「深層web」の実態が怖過ぎた。ホントにこんな世界あるのか…

2017年3月22日、ロンドン・ウェストミンスター橋にて大規模なテロ事件が発生しました。この事件は複数の死傷者を出し、そのニュースは世界中のメディアでも大きく取り上げられました。そして、その後の調査で、この事件の実行犯であるハリド・マスードは、「WhatsApp」というコミュニケーションアプリを利用して面識の無い者と連絡を取り合い、テロ計画を実行していたことが明らかになりました。彼らの連絡手段は暗号化されていたため、その内容をすぐに読み解くことは難しかったといいます。

ただの電話アプリが卑劣なテロ行為の手助けをしてしまったのです。しかし、このことは現代のネット技術が犯罪行為に利用された数百件の例の内の1つに過ぎません。我々に害を及ぼすプラットフォームは様々なものがあり、それらは様々な方法で利用することが可能です。そして、その中でも今最も注目されているのは「深層web=ダーク・ウェブ」です。

ダークウェブとは、Google・Yahoo・Bingなどの有名な検索エンジンでは見つけることが出来ない、ネット上の特殊なエリアです。ダークウェブでは、違法性のある様々な闇取引が行われていると考えられており、最近では、イスラム国の人間がイギリスへと不法入国するために「本物」のパスポートを入手するのに利用されたとの見方があるようです。

今回は、ダーク・ウェブ上で行われていると言われている闇取引の例をご紹介します。

No.1 殺し屋

索引付けがされていないウェブでは、殺人ですら大きな問題ではありません。

この取引にかかる費用は”ターゲット”の社会的位置づけによって変動します。例えばターゲットが有名人であった場合には、より高い報酬の支払いを要求されることになるでしょう。そして、場合によってはターゲットを行方不明にするなどの様々な追加サービスを提供してくる可能性もありえます。

彼らは顧客からの信頼を得るために、顧客の身元を隠し通すという点について絶対の保証を提示します。そして彼らは、専門的な技術を駆使して、事故や自殺に見せかけてターゲットを始末するのです。彼らは仕事の痕跡を残さず、金額に応じた仕事をするのみです。

No.2 武器産業

ダークウェブは武器産業における大型スーパーと言っても過言ではありませんが、その景気はあまり良くないかもしれません。1つ目の理由としては、これらの武器は非常に多くのスペースを必要とする商品であり、気軽に取引できる代物ではないからです。

2つ目には、売り手からの目線として、市場の大きさ故におとり捜査などにかかりやすいという点が挙げられます。

アメリカなどでは銃の入手が比較的容易であることから、同国内での銃器の市場は大きくありません。そのため、こうしたダーク・ウェブ上での武器取引の相手は、東ヨーロッパなどの銃規制が厳しい国の個人客が多いと考えられています。

No.3 テロ組織とスパイ

巨大なテロ組織の多くは、資金調達・宣伝活動・人材募集などの活動をダークウェブ上で行っていると考えられています。

ISISがフランス・パリでテロを行った際には、ハッカー集団「アノニマス」によってISISが運営する数百ものサイトに対してサイバー攻撃が仕掛けられました。

そして、世界中のあらゆるスパイ活動はダークウェブ上で行われます。その中には、様々な産業・軍・政府のスパイ活動や、敵国の謀略活動から自国を守るための防諜活動などが含まれます。

No.4 マルウェア

マルウェアとは、対象のコンピュータに不正かつ有害な動作をさせることを目的として作られたコードの総称。有名なものとしてはコンピュータウィルスやワームなどがあり、ダーク・ウェブはこれらマルウェアの絶好の隠れ場所となっています。

例えば、Torベースの「VAWTRAK」というマルウェアは、個人の金融口座にアクセスすること目的として作られ、日本でも多くの被害者を出しました。

「NionSpy」というマルウェアは、Torネットワークを経由して対象者のコンピュータに侵入し、ドキュメントを盗み、ウェブカメラを起動させ使用者の顔を録画、キーボードからの入力情報を保存することが出来ます。

Torを利用するマルウェアの厄介な点は、ネットに詳しくない人を対象にしているという点です。ダークウェブは、これらの危険なソフトウェアの潜伏に助力し、インターネットを利用する全ての人々に危険をもたらしているのです。

No.5 人身売買

Vice Motherboardの作家Joseph Coxは、2015年に、「Black Death」と名乗る人身売買グループとのやり取りを公開しました。

Black Deathからは”Nicole”という女性が提供されていました。彼女には開始価格15万ドルの値がつけられていたそうですが、その女性の姿をライブカメラに映すように要求すると、Black Deathは姿を消し、2度とコンタクトを取ることは出来なかったそう。この例については、詐欺目的の犯行であった可能性が高いと考えられています。

しかし、いずれにしてもダークウェブは、違法な人身売買ビジネスをより容易なものにしてしまいました。日々報告される違法サイトの情報は少なくありません。

このことを受けてアメリカ国防高等研究計画局(DARPA)は、人工知能によってダーク・ウェブ上を巡回しその脅威を抑制するプログラムを作成しました。「Memex」と名付けられたその検索エンジンは、すでに捜査に活用されているそうです。

No.6 動物虐待

人間と動物間での性交渉というのは今に始まったことではありません。長い歴史の中でも、その習慣については様々な報告例があります。

ダーク・ウェブはそれらの欲望を持つ人間に対して交流の場を提供することで、その習慣をより流行らせてしまっています。そして、それらのサイトは、人間が動物に対して性行為を行ったり虐待する様子を撮影し販売することで利益を上げているのです。

そして、これらのサイトは摘発されてサイトが閉鎖に追い込まれたとしても、サイト名とURLを変えて何度でも復活してしまうのだそう。

猫は電子レンジに入れられ、犬は闘犬として育てられます。彼らの最終目的は、これらの動物達が虐待によって残酷な死を迎える姿を見ることです。

No.7 ハッカーの雇用

現代の情報化社会において、ハッキングは大きなビジネスに変わりつつありますが、有能なハッカーはダーク・ウェブで多く見つけることが出来ます。一般人の利用する「表層ネット」に存在するハッカーのほとんどは、「他人のFacebookページにログインする」「携帯電話のパスワードを解析する」など、浅いハッキングしか出来ません。対して、ダーク・ウェブに存在するハッカーの中には、「銀行のオンラインシステムをダウンさせる」ことが可能な人間が隠れているのです。

2014年11月には「Guardians of Peace(平和の守護者)」と呼ばれるハッカー集団が、Sony Picturesに関する機密情報を漏洩させました。漏洩したのは、同社の従業員やその家族、また、同社が公開予定だった映画に関する情報でした。この事を受けて同社は、北朝鮮・金正恩氏の暗殺をテーマにして制作されたコメディ映画「ザ・インタビュー」の一部映画館での公開を中止しました。

Guardians of Peaceはこの事件の捜査を行ったFBIに対して、以下動画へのリンクを添えて挑発的なコメントを残しています。

「FBIは良い仕事をするね!FBI最高!下の動画はFBIへのプレゼントです!楽しんでください!」

この事件は、ハッカーの行動があらゆるビジネスを麻痺させる影響力を持っていることを証明しました。そして、これらのハッカーでさえ、ダーク・ウェブに存在するハッカーの一握りに過ぎないのです。

ダーク・ウェブのハッカーにはこの他にも、クレジットカード詐欺・スパイ活動・DDoS攻撃など、ありとあらゆるサイバー犯罪を得意とする人材が揃っており、そして、これらのハッカーは、ダーク・ウェブで想像よりも容易に見つけることが出来てしまいます。

2013年に行われた闇ドラッグサイト「シルクロード」の摘発や、凶悪なサイバー犯罪者ピーター・スカリーの逮捕は、ダーク・ウェブに対する明確な宣戦布告だったと言えるでしょう。しかし、ダーク・ウェブでは現在でも違法な闇取引が行われており、より一層の対策強化が必要とされています。

via:therichest

引用元:WER

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