【衝撃】一族の男たちに犯され続けた農場の女たち 。幼女強姦、妊娠、獣姦、地獄…(画像あり)

warotter(ワロッター)

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アメリカ・ミズーリ州、カンザスシティの郊外にあるインディペンデンス市。小麦をはじめとする穀物が栽培されている静かな農業地帯だが、2009年にとある20代女性が地元捜査当局に駆け付けたことを機に、地域一体が騒然となった。この女性の行動の後、当局が55エーカー(約6万7000坪)もの土地を掘り返して何かを捜索し始めたからだ。静かな農業地帯は一瞬でざわついた。

「一体、何を探しているの?」

「何かあったの? こんなのどかな所なのに」

地元住民は一斉に訝しがった。だが、当局には何がなんでも発見しなければならないものがあった。

それは死体と、とある出来事が書かれたメモである。

かの女性の証言が確かであれば、死体とメモは見つかるはずだ。彼女は「過去の壮絶な体験を思い出した」として当局にある事を通報したのだった。一体彼女は何を思い出したのだろうか。それでは彼女が取り戻した「記憶」をたどっていこう。

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※イメージ画像:『kshb.com』

この女性は当局に通報した当時、26歳。彼女の訴えによれば、彼女(長女)を含めた5人姉妹と弟の6人姉弟は祖父と父、父方の叔父たちにひどい虐待を受けてきたという。

祖父バレル・モーラー・シニアとその息子たちのバレル・モーラー・ジュニア、ジャレッド、ローランド、デイビッドたちは農業に携わっていた。だが、この豊かな土地で彼らがいそしんでいたのは仕事だけではなく、長男バレル・モーラー・ジュニアの子どもたち6人姉弟を精神的・肉体的に虐め抜くことだったと彼女は話す。

姉弟への虐待が始まったのは彼らが10歳にも満たない。1988年頃からだった。

まずキリスト教会の牧師の資格を持つというバレル・モーラー・シニアが、幼い5人姉妹をモーラー家の男たちと結婚させるため、その権限を使ってひっそりと結婚式を挙げさせたという。その目的は真剣な結婚ではなく、もちろん幼女とのセックスを正当化するためだった。

彼らの近親相姦は繰り返し、頻繁に強要された。外部への口外は許されず、特に長女である彼女は屋根裏部屋ほどの小さな部屋に閉じ込められて2度も妊娠するほど犯され続けたという。その時の彼女の年齢はわずか11歳。彼女によれば一度、子どもを出産したが、モーラー家の男たちが赤ん坊を箱の中に入れて地下室の床下に埋めてしまったという。

さらに、男たちによる性的虐待は姉妹たちの身体をもてあそぶだけではとどまらず、時には馬や犬との性的行為まで強要したという。幼女強姦や妊娠、獣姦――。そして、姉妹たちが性のおもちゃにされる地獄絵図を、たったひとりの弟は無理矢理見せつけられた。ちなみにアメリカでは獣姦を禁止する州がいくつかあるが、この事件が起こったとされるミズーリ州でも獣姦は違法だ。

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※イメージ画像:『cbsnews.com』

姉弟たちが親族の男たちの慰みものになっているだけでも深刻な事態だが、さらに、長女の告発によれば、モーラー家の男たちは無差別に人を殺していたというのだ。

ある時、姉弟たちと彼らの父親バレル・モーラー・ジュニアは、インディペンデンス市の中心地にあるショッピングモールを訪れた。そこで父親は、とある身体が大きな男性を注視。その男性とモーラー家の面識はない。そして、しばらくすると、姉弟たちにこんなことを言った。

「あの男に、うちのお父さんが心臓発作で倒れているから手を貸してくれないか、と言って来い」

男性を近くにおびき寄せる作戦だった。常に暴力的な父親に逆らえない姉弟たちはこのおびき寄せるための芝居を仕方なく実行。これにまんまと引っかかった男性はバレル・モーラー・ジュニアに羽交い絞めにされた後に目隠しをされ、そのまま車でバレル・モーラー・シニアの所有する建物に連行された。連れて行く理由はない。ただ明確な目的のない殺人のためだ。

その後、これから何が起こるかわからない恐怖を感じている子どもたちに、父親はナイフでこの男性を刺し殺せと命令した。命令を拒否したら自分たちもサディスティックな父親に後で何をされるかわからない。この男性と同様、この姉弟たちも恐怖の真っただ中にいるのだ。

仕方なく、長女が意を決し、この男性の背後に飛びかかる。しかし大人の男性と子どもでは腕力に差がありすぎ、すぐに払いのけられてしまった。こうしてしばらく長女が男性ともみ合いになった後、長女はもう一度後ろから飛びかかり、ナイフで男性を刺した

結局その一刺しでは絶命させることができず、最後は父親のジュニアが男性の胸を刺して息の根を止めたという。横暴な父親に怯える子どもたちと見知らぬ男性との命をかけたバトル。そんな異様で残酷なことがモーラー家では起こっていた。

このような異常な環境に置かれていた子どもたちは、その苦境のすべてを紙に書いてガラスの瓶に入れ、家の土地に埋めた

「私たちの身に何が起こったのかを書きとどめておこう」

悲惨な出来事を覚えておくためではない、忘れるためだ。文字にして吐き出すことで忘れようとしたのだ。そして実際に一定期間、頭の中から消えた。

以上が、長女が取り戻したという地獄記憶である。

人間は辛い思い出や過去の一部を意図的に削除することがあるという。いわば残り人生を生き抜くための精神的な自己防御反応のようなものだ。これは一般的には「抑圧された記憶」と呼ばれ、そのメカニズムなどは解明されていない。モーラー家のようにひどい虐待を受けた子どもに多い現象だと言われているが、そもそも存在自体が否定されることさえある。

だが、もし「抑圧された記憶」があるとするならば、長女は過去の記憶を失っていたが、何かしらのきっかけで記憶を取り戻し、通報したことになる。

長女の話を聞いた地元捜査当局はこの「復活した記憶」を頼りに捜査を開始。モーラー家の周辺の土地を掘り返すに至ったのだった。

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※イメージ画像:『kshb.com』

長女の記憶が確かなら、殺された男性の死体と、姉弟たちが埋めたメモ入りの瓶が見つかるはずだ。しかもショッピングモールから拉致され、殺された男性については、同じ場所で行方不明になった男性がいるとの情報が警察のデータに残っていた。これは立件できる。当局はそう確信していた。

長女の通報後、モーラー家の男たちは大騒動に見舞われたが、地元住民たちから慕われていたため、地元からは「娘の証言は信用できない」と疑われ、「がんばれ、応援しているぞ」との支援の声も上がっていたほどだった。

虐待があったとされるのは1988年~1995年。通報は2009年。人によっては「14年もの間なぜ思い出せなかったのか? そもそもそんな過去自体なかったのでは?」と疑問に思う人もいるだろう。またその一方で、「記憶が確かで、証拠さえあれば、ひどい男たちを罰してほしい」と心から願う人もいた。だが、長女以外の妹たち、弟も「裁判に出向く覚悟が決まった」と発表したため、彼女たちへの同情はに集まる一方だった。

この事件はそのグロテスクさから様々なメディアで取り上げられた。「骨らしきものが発見されたらしい」「ガラス瓶の破片があったようだ」など、頻繁に報道され、証拠の有無に焦点が当てられていた。また警察も「我々は事件を立証する十分な証拠があると思っている」と自信満々のコメントを発表。このような状況から、「結果は黒」と誰もが思ったほどだった。

ところが事件は衝撃的な結末を迎えた。騒動から3年後の2012年、この一連の件は死体や姉弟たちが書いたとされるメモもガラス瓶も発見されず、証拠不十分で不起訴処分となったのだ。

姉弟たちの話は真実らしく聞こえる。しかしそれを証明するにはあまりに証拠がない。不起訴が決まればこの件は事件とはならない。はじめから何もなかったことになる。だが、この騒動はモーラー家の名誉に対する大きな打撃となった。

姉弟たちの父親であるバレル・モーラー・ジュニアは、「私の父の人生も、私の人生も、私の兄弟たちの人生すべてを、あの子たちはめちゃくちゃにしてしまったんですよ。なんであの子たちがあんなことをしたのか、わからない」と不起訴が決まっても肩を落としていたという。

姉弟たちが「取り戻した」とする記憶は正しいのかどうかは誰にもわからない。すべての真相は藪の中、となってしまった。

アメリカではこの姉弟たちのように、急に「過去の虐待の記憶を取り戻した」として父親をはじめとする親族を虐待で訴えるケースが、一時増えたという。これは、アメリカで一般的なセラピーやカウンセリングのセッションの中で、回復記憶セラピーと呼ばれる治療が流行った末の現象だったようだ。

このセラピーを行うセラピストの中に、患者の悩みや心理的負担は、自分が過去に体験した性的虐待に起因しているのではないかと話をつなげる者がいたのだ。結局、こうした事例はセラピー中に作られる「偽の記憶」として、心理学者やセラピストの間で論争が巻き起こった。この論争を機に、近親相姦などの児童性的虐待の裁判では慎重な判断が下されるようになったという。

この騒動の姉弟たちがこういったセラピーを受けていたかどうかは不明だ。彼らの話とて、当局を信用させるに足る内容だったことを考えれば、全くの虚偽とは言い切れない。

どちらにしても、今後もモーラー家周辺には「近親相姦、それに殺人、獣姦があったのでは?」という、うっすらとした霧のような疑いが漂うことだろう。厳しい現実である。

引用元:トカナ

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