ペットボトルがいらない!持ち運べるし食べられる水の容器の作り方

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毎年500億個も生産されるペットボトルだが、埋立地がひっぱくする現在、急増するペットボトルゴミは世界中に課題を突きつけている。この問題を解決するため、英ロンドンの3人組のデザイナーが藻と乳酸カルシウムから作った生物分解性のある水の容器を開発した。

“Ooho!”と名付けられたこの風船のような水の容器は、様々なサイズに作ることが可能で、中の水を衛生的に保ってくれる。しかも食べることもできる。そのうえ、1個2.5円程度と低コストだ。2014年度レクサスデザイン賞の受賞作品であり、同年後半からボストンで販売されることも決まった。

液体が水滴を形成するのは表面張力があるからで、自由表面によってほぼ完全に結合している。”Ooho!” もこれを利用して、食用可能な藻の膜の中に水を包み込む。

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ゼラチン状の膜の材料となるのは、褐藻類から採取したアルギン酸ナトリウムや乳酸カルシウムだ。

これを料理でゲル化剤を使って液体をゼリー状にするのと同じ方法でゲル化させる。こうして作り出される風船は、簡単、丈夫、衛生的、生分解性、しかも食べることまでできるという優れものだ。

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Ooho!の最終的なレシピが考案されるまでには、様々な材料と分量が試されたという。この水の容器には接着剤なしでもラベルを貼り付けることができるため、例えばライスペーパーなどから作れば、ラベルごと食べることもできる。

容器ごと食べるならビニール袋などに入れて持ち運ばなければならないが、中身だけチューっと飲んで、容器を捨てても分解され土に戻っていく。

更にはご家庭のキッチンで誰にでも作り出せることもポイントだ。乳酸カルシウムを使用した作り方が紹介されていたので、興味のある人は是非作ってみよう!

●持ち運べる水の容器の材料
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・水 1カップ(250cc)と4カップ(1000cc)を別々のボウルで用意する
・アルギン酸 1g
・乳酸カルシウム 5g
・調理器具としてハンドミキサー、大きいボウル、スプーン


持ち運べる水風船の作り方:DIY: How to Make an Edible Water “Bottle” or Bubble

1. ボウルに水1カップ(250cc)を入れ、1gのアルギン酸を加える。ハンドミキサーでよく混ぜ合わせたら15分ほどおいておく。気泡がなくなればOKだ。

2. 大き目のボウルに水4カップ(1000cc)を入れ、5gの乳酸カルシウムを加えたらスプーンで混ぜ合わせる。

3. 1をスプーンですくい、2のボウルに静かに入れる。これを何度か繰り返す。

4. 3分ほどスプーンでゆっくりとかき混ぜる。できた!

5.新たに水を入れたボウルを用意し、水の珠をスプーンですくって入れる。

アルギン酸は褐藻などに含まれる多糖類で食物繊維の一種で食物繊維飲料や安定剤として使用されている。乳酸カルシウムはカルシウムの乳酸塩でベーキングパウダーの原料や医薬品に用いられているので、このまま食べても大丈夫なんだそうだ。また、同じような性質の塩化カルシウムは苦みがあるらしい。

こんなに簡単にできるのなら、ちょっと作ってみたいね。アルギン酸と乳酸カルシウムはアマゾンなどで簡単に購入できる。カラパイアクッキングでこの水の珠を使ったアレンジメニューが登場する日は近いのかも。


DIY Edible Water “Bottle” – The NEW Bubbled Water
原文翻訳:hiroching
引用元:karapaia

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